ドイツ・ゲッティンゲン市が公営プールで女性のトップレス遊泳許可
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FKKで有名なドイツ

Die Freikörperkultur (FKK)で有名なドイツですが、これは限定された場所での自由です。誰にでも裸になる自由がある、と裸好き?なドイツ人ですが、ゲッティンゲン市で、この度一般の屋内外のプールで、女性のトップレス遊泳を許可すると発表されました。ただし、期間限定で週末のみとなっているそうです。

男性はいつでも上半身裸なのに、女性はビキニをつけないといけないのは不平等だという、日本的にはちょっと感覚のずれている主張が通りました。しかし、上記のようなFKK文化がある背景を考えると、そうした主張をする人がいてもおかしくはありません。

ちなみに上述のFKKは全裸ですが、市営プールでは当然全裸は認められていません。

性差別を無くそう

今回の決定は、性的マイノリティの人が、上半身にビキニの着用を求められたことが発端だそうです。つまり男性なのに女性に見える人が、上半身裸でプールでの遊泳を許可されなかったということです。

性差別をなくすことはいいのですが、周囲の人の気持ちはどこに?と思ったりもします。バスや電車の停留所で、若いお母さんが赤ちゃんに授乳している姿をたまに見かけますが、これを不快に思う人がいるそうです。そうなると、プールでの上半身裸でも不快に思う人がいるかもしれませんし、思春期の青年たちはどうなんでしょうか?

体のコンプレックスを気にしないという傾向はいいのですが、少し疑問が残るトップレス許可の遊泳。どう思いますか?