ドイツのお店・ショッピング
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お店の開店時間

日本のように24時間営業のコンビニはありません。
但し、ガソリンスタンドには軽食、飲み物、菓子類、新聞、雑誌 そして勿論、カー用品類などが販売されており、24時間営業か、少なくと深夜までオープンしております。
日本のコンビニ規模位の店を構えている大きなガソリンスタンドも至る所にありますので、コンビニ代わりに利用出来ます。
<追加> 最近、特に若者の飲酒による暴力や犯罪が増えているため、アルコールの消費を減らそうと、夜の22時から朝の6時まで、ガソリンスタンドでのアルコール類の販売を禁止する
法令を検討し始めました。しかしこれは、スーパーが閉店している深夜の時間や週末に多いアウコールの販売に大きな悪影響を及ぼすと危惧されている。

<追加> 顧客サービスの一貫として特にスーパーの営業時間が20時から22時、更に24時までに延長する所が増え続いている。 今後も増え続く見込み。

スーパー

Aldi 08:00 – 20:00

Lidle 08:00 – 20:00

Netto 07:00 – 20:00

Plus 10:00 – 18:00

Penny 07:00 – 22:00

Kaisers 08:00 – 22:00

Real 08:00 – 22:00

Rewe 07:00 – 22:00

Edeka 08:00 – 20:00 百貨店 Karstadt 09:30 – 20:00

Kauhof 09:30 – 20:00

小売業営業時間法令

小売業営業時間法令があり、主に従業員保護、週末や祭日の労働からの解放を目的として、小売店の営業時間をEU基準を基に多くのEU諸国で制限するために
執行されている。
ドイツでは各州が夫々に決めている。 実際の営業時間は各店の消費者の需要と法令に従って決められる。
実際の営業時間は法令で許可された営業時間より通常短い場合が多い。
但し、大都市、観光都市、或いは食料品店、日曜大工店、家具店は逆に法令で許可された営業時間より原則的に長い場合が多い。またイベントやお祭りなどの日は深夜営業もある。
ドイツの場合:
通常の例:
営業時間 06時 – 20時 平日
Bayern州(州都Muenchen)、Saarland州(州都Saarbruecken)

営業時間 06時 – 22時 平日
Rheinland-Pfalz(州都Mainz)、Sachsen(州都DSresden)、Sachsen-Anhalt(州都Magdeburg)、Thuerigen(州都Erfurt)、Mecklenburg-Vorpommern(州都Schwerin)

食料品店:
07時 – 20時/21時 或いは – 24時 月 – 土
その他小売店:
09時/10時 – 18:30時/19時/20時 平日
09時 – 14時/18時/18:30時/19時/20時 土曜

新聞、雑誌、パン、花、植木、農業品、乳製品などの特別な商品、或いは駅構内、飛行場、ガソリンスタンドなどの特別な場所や観光地での薬局などは、
日曜日や祭日でも、一定に時間内で営業出来る。

日曜ショッピングは大体年に4回ほど許可され、Brandenburgでは6回まで、Berlinでは8回まで許可されている。
各自治体が実際に許可された回数を開催するかは自治体に任されている。
この場合の営業時間は教会での祈り時間外で最長5 – 6時間に制限される。
日曜ショッピングのスケジュール2012年度はこちら 例:
08時 – 1時/12時 パン屋

各州法令で実際に決められている小売店営業時間

州都 平日 日曜ショッピング(年)
Baden-Wuerttenberg Stuttgart 00:00 – 24:00 3回許可
Bayern Muenchen 06:00 – 20:00 4
Berlin Berlin 00:00 – 24:00 8
Brandenburg Potzdam 00:00 – 24:00 6
Bremen Bremen 00:00 – 24:00 4
Hamburg Hamburg 00:00 – 24:00 4
Hessen Wiesbaden 00:00 – 24:00 6
Mecklenburg-Vorpommern Schwerin 00:00 – 24:00 4
Niedersachsen Hannover 00:00 – 24:00 8
Nordrhein-Westfallen Duesseldorf 00:00 – 24:00 4
Rheinland-Pfalz Mainz 06:00 – 22:00 8
Saarland Saarbruecken 06:00 – 20:00 4
Sachsen Dresden 06:00 – 20:00 4
Sachsen-Anhalt Magdeburg 00:00 – 24:00 4
Schleswig-Hostein Kiel 00:00 – 24:00 4
Thueringen Erfurtn 00:00 – 24:00 4

但し土曜日は

州都 平日
Mecklenburg-Vorpommen Schwerin 00:00 – 22:00
Sachsen-Anhalt Magdeburg 00:00 – 20:00
Thueringen Erfurt 00:00 – 20:00

しかし実際の営業時間は各小売店任せで、一般的には上述した営業時間が通常となっている。  

ドイツのスーパー

全国規模のドイツの主なスーパーは下記の通り。

Aldi Nord www.aldi.de
Aldi Süd www.aldi-sued.de
Lidl www.lidl.de
Penny www.penny.de
Plus www.plus.de

何れも、HPから郵便番号を入力して、お近くのお店が検索出来ます。
又、オンラインショッピングも可能です。
食料品小売大手のEdekaがPlusを買収する事になり、Tengelmannの小会社Plusの名前は消え、Nettoの名前で継続する事になりました。
それで、トップのAldiやLidlに迫る売上高となり、販売順では次の通りになります。

1. Aldi Nord/Süd
2. Lidl
3. Netto/Plus
4. Penny
支店数
4.200軒
2.900軒
4.100軒
2.000軒
(売上高)
(3兆7千億円)
(2兆4千億円)
(1兆6千億円)
(1兆円)

<追加> 食料品の売り上げベストテンは

1. Edeka
2. Rewe
3. Schwarz
4. Aldi
5. Metro
6. Tengelmann
7. Lekkerland
8. Schlecker
9. DM
10. Norma
(売上高)
(2兆7千億円)
(2兆円)
(1兆7千億円)
(1兆6千億円)
(1兆円)
(7千億円)
(6千億円)
(4千億円)
(2千5百億円)
(2千億円)

<追加> 消費者に信頼されているスーパーランク表
1. Aldi
2. Edeka
3. Rewe
4. Lidl
5. Kaufland
6. Real
7. Netto
8. Plus
9. Penny
10. Kaisers <追加> ドイツでも100円ショップが急成長!
「全てが100円(1,–EUR)!」をモットーに<Tedi社>が急成長を遂げている。
全てが100円(1,–EUR)は正しくないが、安いことは確か。 ドイツ全国で急成長しているが、デュッセルドルフだけでもすでに8軒の支店がある。
安売り衣服専門店<Kik>も同様に急成長!
今まで安売りショップは「安かろう、悪かろう」的だったため、品質を見る消費者に嫌われ、短命に終わっているが、
Tedi社やKik社はスーパー大手Kaisers Tengelmannの配下にあり、組織的にも、資金的にも今までと違うとの見方が出ている。
Tedi社は今後年間少なくとも150軒の支店を開設予定と鼻息が荒い。 <追加> ドラッグストアーチェーン店<Schlecker>
主要部門の薬剤品の売り上げ不振で、ここ数年赤字が続いている。
現在ヨーロッパ12ヶ国に13.200店展開しているが、500軒位の小さな支店を閉鎖していく模様。
又大量の格安労働者を雇用しているとの黒い噂もある。
問い合わせは01805/00432701 <追加> レジのレシートに間違いが多い事が最近の消費者調査で判明。
95%の買い物客が少なくとも一度は間違いを発見したと述べており、信用度はゼロで必ずレシートは数量と棚との値段をチェックすると云う。
電卓を持ち込む人もいるとの事。

医療品、衛生品、化粧品専門スーパー(Drogereiemarkt)

Schlecker
売上高:5千億円

DM
売上高:4千億円

Rossmann
売上高:3千億円

M
売上高:2千億円

 

食品梱包法が緩和! 隠れた値上げに注意

4月11日(土曜)より食品梱包法が緩和! 隠れた値上げに注意
EU法令に基づき、ドイツで従来の食品の梱包や容器の大きさを自由に変更出来るようになった。
(2009-3-17 社会面記事参照)
消費者団体では、この際に量を少ない梱包に変え、値段は今までと同じ、隠れた値上げに注意を呼びかけている。
ビール、ミネラルウォーター等の回収ビンは変更される事は、逆に経費がかかるので、まずないが、使い捨てのペットボトルは小さくなる事もあるので注意。
下記は量を減らした梱包の例。
りんごが同じ値段で1kgから0,9kgに
パブリカが500gから400gに  或いは義務付けされたキロやリッターの基準価格表示の欠如(比較が不可能)。  

EU統一食料品バイオシール(Bio-Siegel)!

7月1日から、EU内で生産され包装されたエコ食料品、果物や野菜、或いは魚介類や肉類などにEU統一の新しいバイオシールが貼られている。
緑の下地に12個の星。
これはEUエコ基準に沿って生産された事を保証し、少なくとも95%まで自然な栽培法で作られた事を保証している。
DNAを変えて作った添加物も混入しておらず、植物は科学物質の混じった殺虫剤や肥料で育てたものでもない、
動物の飼料にも人工のものが入っていないエサで育てたものでなくてはならない。
最近、環境保護意識の強まりに、エコ食品の売り上げが伸びている。

(これまでのシール)

オンラインや通信販売での注意すべき事、消費者権利

1. オンラインや通信販売での注文は、お店で買う場合と消費者権利は同じか?
同じ。 消費者保護のために更なる権利がある。 それは品物を受け取って14日以内であれば、理由付けなしにキャンセルし
返品出来る。
品物が大き過ぎた、小さ過ぎた、気に入らなくなった、など理由は一切関係なし。 お店で買った場合はこの権利はなく、
返品したい場合はお店と交渉する必要がある。
2. 返品した場合、購入価格全額が返金されるか?
全額が返金される。

3. その方法は?
銀行送金。 よって返品の際は銀行明細を知らせる必要がある(銀行名、銀行番号(BLZ)、口座番号、口座名義)。

4. 発注後考えが変わって、注文をキャンセルしたいが、出来るか?
出来る。 電話でキャンセルするか、間に合わなければ、14日以内に返品してキャンセルする。 <追加> 但しEbayなどで業者ではなく、プライベートから購入した場合はキャンセルは出来ない。

5. 返品の送料は誰が払うのか?
売主。 但し、商品がまだ買主より支払わられていないか40EUR以下の場合は買主負担。 注意: 注文された商品の送料は常に売主負担。 よって14日以内の返品の場合は購入価格に含まれている送料も一緒に返金される。

6. 注文した品物が届かない場合はどうするか?
返信葉書付きの書留便にて、期限を設定して、それまでの納品を要求する(例: 7日以内)。
さもなくば損害賠償を留保する事も知らせる。 例えばそれでも届かない場合は他社に注文し、高ければその差額を請求出来る。

7. 注文し、支払ったのに、注文した品物が届かない場合はどうするか?
返信葉書付きの書留便にて、期限を設定して、それまでの納品を要求する(例: 7日以内)。
さもなくば、損害賠償を留保する事も知らせる。 例えばそれでも届かない場合は他社に注文し、高ければその差額も、全額返金と
一緒に追加請求出来る。
但し詐欺にあった場合は、支払った金額はまず戻って来ない。
信用出来る会社に注文する事が求められる。

8. 届いた商品のカートンや中身が損傷していたら、どうするか?
輸送中の損傷は売主負担。
なるべくなら、その場で配達人にクレームし署名で確認して貰う。 それから売主に修理か再発送を要求する。

9. 商品に欠陥があったらどうするか?
オンラインや通信販売での注文には、2年間の保証がどの商品にもある。 この期間内の欠陥なら、売主に修理か再発送を
要求出来る。 注意: 購入後6ヶ月内なら、その欠陥は初めからあったものと認められる。 よって自動的に保証が適用される。
それ以降に発生した欠陥に対する保証を得るには、その欠陥を指摘して、明確化する義務がある。

10.注文した品物と違うものが届けられたら、どうするか?
売主は買主の注文を履行した事にならず、交換に応じなければならない。
注文書に条件として<交換は不可>と小さな字で書かれてあっても、それは無効。

11.買主が不在で隣人が代わりに品物を受け取ったが、隣人はその商品を渡してくれない。
売主は買主の注文を履行した事にならず、支払う必要がない、或いは再発送に応じなければならない。 その他の注意点: 信頼出来る会社を見分ける必要がある。
それはウェブサイトに会社名、住所、連絡先、責任者名記載されているもの。
更に商品の価格、送料、納品条件、返品条件などが明記されている場合。

売主は受注後注文請け書(Auftragsbestätigung)を送る義務がある。

銀行送金での前払いを要求している所、或いは送金にPINやTAN番号の明記を要求している所は避ける事。

個人間の売買には、何らの保証は付かない。 交換の義務もない。 但し欠陥商品を隠して故意に買わされた場合を除く。

クリスマスプレゼントはオンラインで? 価格比較

混雑するショッピング街でストレスを抱えながら買い物をするよりも、自宅でくつろぎながら、商品を選択し、値段を比較しながら、
注文出来るオンラインショッピングは魅力があります。 しかし商品は届くのか、商品は大丈夫か、支払いは? などど何かと心配で踏み切れない人は数多くいます。
オンライン・ショッピングでは、ハイテク贈答品が約40%を占めています。 パソコン及び関連商品、薄型テレビ、デジタルカメラ、 MP3プレイヤー、パソコンゲーム機及びソフトなど。

2. München
3. Hamburg
4. Berlin
5. Frankfurt
最高級ショッピング街
Maximilian Strasse
Neue Wall
Kurfürsten
Goethe Strasse

写真などの詳細はトップページ<ショッピングセンター>参照

製品(車を含む)のGewährleistung(=Sachmaengelhaftung)(保証責任)とGarantie(製品保証)の違いは?

Gewährleistung(=Sachmaengelhaftung)(保証責任):
法令で定められている。
商品の生産者はその商品が販売の時点で完全な商品である事に責任を負う事が義務付けられている。
商品に欠陥がある場合は、購買者は購買から2年間販売者に責任を負う事を要求できる。
但し、その欠陥は始めからあったものでなければならず、使用による消耗(Verschleiss)はその対象にはならない。
ここで重要になってくるのは、欠陥の証明義務(Beweislastumkehr)。
最初の6ヶ月以内に欠陥が判明した場合は、販売者がその欠陥は販売時にはなかった事、あるいは購買後に発生したものである事を証明せねばならない。
これは技術的、実践的にも殆ど不可能であるから、ほぼ自動的に販売者の責任になる。
6ヶ月の期間以降は、今度は購買者が購買時にはすでにその欠陥があった、あった筈である事を証明せねばならない。
これも実際には非常に困難。よって事実上の保証責任は2年であっても事実上は6ヶ月になってしまう。

Garantie(製品保証):
Garantie(製品保証)は生産者が自主的に定めるもの。
Gewährleistung(保証責任)と違って、欠陥の時期の証明義務がない。
しかし生産者はその保証内容(消耗は対象外など)、期間(通常一年)、保証の条件(定期点検の義務など)、修理の場合の労賃などを自分で定める事が出来る。
(例: 車の保証はエンジン部分のみで、1年間だけ、労賃は半分までなど)
よって保証の内容をよく吟味する必要がある。

欠陥がGarantie(製品保証)の内容になくても、6ヶ月以内ならGewährleistung(保証責任)の対象になり、6ヶ月以降は欠陥が購買時にはすでにあった事が証明出来れば保証の対象になる。
保証期間が過ぎれば、全て保証対象外になるか? 良客(!)であれば、販売者は自主的に半分負担とか、更に一年延長とかの妥協(Kulanz)を出してくる。

ショッピングでの商品欠陥のクレームの仕方。

1.買った商品に欠陥がない場合は、他の商品との交換する権利は消費者にはない。 但し、お店は大抵の場合はお客の要望に応じて、<自主的>(Kulanz)に交換や返金に応じる事が多々あるので、始めから権利を主張するのではなく、優しく交渉してみる。
この場合、現金での返金ではなく、商品券と交換する場合がある。 これは許される事なので、消費者は現金での返金を主張するのではなく、商品券も受け入れるべき。

2.商品に欠陥があれば、お店には<保証責任>(Gewaehleisutung)が生じる。 これは交換に応じるか、修理の義務が生じる。 しかし高い商品の場合など、お店にとって経済的な負担が大きい場合は交換を拒否し、
修理する事を主張出来る。
但しこの場合はお店は高くつく交換費用(商品代金など)の理由で交換を拒否し、修理を主張する場合は、その由を諸費者に証明せねばならない。
例; 商品代を含めた交換費用が修理代金より約20%も多くなる場合など。 これより少ない場合は消費者は交換を主張する事が出来る。

3.お店は電気製品などの修理に約6週間位かかると云う。 消費者にとって受け入れられるのは大体2週間。 修理に出す時は必ず期間を明示させる。
長くかかる場合は返品、返金を要求する事が出来る。 但しお店はそれまでの使用料(Nutzungsersatz)として差し引く事が出来る。 消費者が長い修理期間を受け入れる場合は
その代替(Gegenleistung)として割引を要求出来る。

4.修理後もまだ欠陥がある場合は、すぐに返品や交換を要求せず、再度2回まで修理するチャンスを与えなければならない。それでも欠陥が直らない場合は、そこで初めて返品や交換を要求出来る。

5.修理するのに、お店が商品をメーカーに発送する場合はその送料を消費者に請求してはならない。

6.中古品もお店は新品同様に<保証責任>(Gewaehleisutung)が生じる。 期間は通常2年。

7.消耗品は保証に対象にはならないとよく主張されるが、消耗品でも欠陥(Mangel)があれば、<保証責任>(Gewaehleisutung)が生じる。
<保証責任>(Gewaehleisutung)については上述別項参照。

1.特別に値下げした商品でも、お店はその製品に欠陥があった場合、その保証を拒否する事は出来ない。

2.欠陥商品の製品保証をするのに、店はレジの領収書を要求する場合があるが、これがなくても支払った書類でも有効となる。

3.お店は欠陥商品を交換する場合にオリジナルの梱包を要求する事は出来ない。 但し、お店がお客サービスとして自主的に交換する場合はオリジナルの梱包を要求する場合がある。

4.2年の保証期間中、販売したお店が保証の責任を負うべきで、顧客に対して製品のメーカーに直接差し向ける事は出来ない。

製品の品質認証シールって?

電気製品、電話、携帯、デジタルカメラなど、何らかの製品を買う場合、種類、メーカーが多く選択に困る事がよくあります。
この場合に参考になるのが、比較テスト結果。
メーカーも”Stiftung Warentest”などのテスト結果を宣伝に使う場合がよくあります。 しかしこれにも消費者を騙すトリックがあります。
特にこの第三者機関のテスト報告結果は権威あるのもので、結果の”gut”(良い)や”sehr gut”(非常に良い)は、消費者にも絶大な信用があり、
よってこれらの結果報告が悪用される場合も多々あります。 ”Stiftung Warentest”は今年既に90件の警告をメーカーに出しているとの事。
実際にはテストされていない製品。
テストされていても、悪い結果の部分は公表せず、良い結果の部分だけ強調する。
昔のテスト結果をあたかも最新の結果として公表。
比較テストで他の製品が同じ位に良いか、優れている場合でも、自社製品がトップと不正公表。

判断材料としては、下記の品質認証シールは信用出来、選択の参考になります。

Blauer Engel

1978年から発行されているシール。
特に環境に優しい製品又はサービスを表示し、同時に健康や労働保護をも表示するシール。

VDE

安全性や品質が、全体及び各部品も検査され合格した製品を表示した認証シール。

GS (Geprüfte Sicherheit)

玩具や電気製品用で、安全性をGS-基準にて検査され、合格した製品に消費者保護のため貼られるシール。
検査機関の名前も明記される。最低5年毎に更新されねばならない。

Stiftung Warentest

上述の”Stiftung Warentest”で厳しい基準にて検査された事を示すシール。
品質保証シールではない。
”gut”(良い)や”sehr gut”(非常に良い)の結果表示、検査日時、検査項目などに注意が必要。

Bio-Siegel

農薬を使用しない農作物などの食料品を示すシール。 鶏や豚の飼育場も動物に優しいかどうも検査される。
EUのバイオ製品基準に基づき定期的に抜き取り検査が行われる。

Fairtrade-Siegel 特に発展途上国、最貧国で、過酷な生活又は労働条件下で生産されたものではなく、フェアーな状況下で生産されたもので、
それなりの正当な価格である事を示すシール。
安かろう、悪かろうの製品との区別を示すシール。
例: コーヒー、茶、バナナ、蜂蜜、米など。

デフレの日本と同じドイツでも低価格競争に突入!

例:
電気チェーン店Media Markt: くじ引きに当たると購入価格全額返還
電気チェーン店Saturn: 100EUR購入に付き15EURの商品券
デパートKaufhof: 季節ものは半額
デパートKarstadt (会社再建中): ものによって半額
通販大手Otto: 40% – 50%引き
新車: 車種により30%値引きも可能
旅行会社TUI: 5 – 6%値引き
旅行会社Alltours: 7,5%値引き その他、スーパーAldi、Lidlなども商品毎に値引き合戦を展開している。