ドイツの飲料水
ドイツの水道水は衛生上全く問題なく飲めますし、乳幼児にも心配は要りません。
但し、水の硬度も高く、カルキ(石灰)が多く、味は日本の水道水より悪い。
従って、ドイツではミネラルウオーターが良く売れています。
炭酸抜きミネラルウオーター (Mineralwasser ohne Kohlensaure)
炭酸入りミネラルウオーター (Mineralwasser mit Kohlensaure)
メーカー(銘柄)はApollinaris、Gerosteiner、Volvic、Vittel、Sinzigerなどがあります。
ドイツの食事・料理
ドイツ料理はジャガイモ、ソセージ、ビールだけのイメージが定着しているようです。
全体的に質素で、朝と夕食はパンが中心、つまり冷たい料理(Klatessen)、昼だけが料理した食事、つまり暖かい料理(Warmessen)。
ドイツ家庭に夕食に誘われて、期待して行ってみると、各種のパン、バター、ジャム、チ-ズ、ハムに果物少々と野菜・・・・・・。
昔からドイツは寒く、作物に乏しく、よって保存食が多かったようです。
それが、今の
Sauerkraut(ザウアークラウト) キャベツ千切りの酢付け、酸っぱい! 肉料理などに付け合せ 米国兵が嘗てドイツ人を<クラウト>と云って、<ジャップ>と同じように蔑称した。 |
Wurst(ヴルスト) 各種ソーセージ(1500種位) 軽食なので、通常屋台などで食べる。 グリルしたものに辛子をつけて食べる。 美味い! |
地方別に種類も多い。 Bratwurst(グリルしたもの) Frankfurter〈熱湯で煮たもの〉 |
例: Weiswurst (白ソーセージ、南ドイツ) |
Nuernberger (小さなソーセージで、ピリとしたもの、ニュールンベルグ地方) |
レバー中心のLeberwurstもあります。 特にパンなどにバターと一緒にぬって食べます。 Leberwurstは一般的に豚肉(Schweinefleisch)と牛肉(Rindfleisch)のレバーなどが混ざっており、レバーそのものは10 – 15%。 Kalbfleisch〈子牛肉〉を使っているものはKalbsleberwurst、Gefluegel〈鶏肉〉Gefluegelleberwurstなど各種あります。 |
Geraeucherte Aal(アール) うなぎの燻製 これらはZwischenmahlzeit、Brotzeit、Snack、Imbissなどと呼ばれる、朝昼晩の三食の間の軽食として良く食べられます。 |
典型的なドイツ料理
Eisbein (アイスバイン) 塩漬けの骨付き豚のすね肉を煮込んだもの。すごいボリューム! アイスバインとはラテン語から由来、アイス(氷)とは無関係 因みに、Eiswein(アイスバイン)は氷結ワインの事でこれも無関係 |
Schweinebraten(シュバイネブラーテン) 南ドイツ地方の肩や首筋辺りの豚肉のロースト |
Haxe(ハクセ) 豚や子牛の骨付きスネ肉のグリル又は煮込み (豚はアイスバイン) |
Schnitzel(シュニッツエル) 豚又は牛の腿肉を焼いた料理 |
Wiener Schnitzel パン粉で揚げたもの |
Jaegerschitzel キノコ付き |
Zigeunerschnitzel ピーマンソース 等、Schnizelの種類も多い。 |
Koteletts(コトレッツ) 豚や子牛のあばら骨付近の肉を焼いたり、グリル、あるいはパン粉で揚げたもの |
Frikadelle(ミートローフ)(フリカデレ) 牛や豚肉の挽肉にタマネギや卵を混ぜて焼きあげたもの。 ソーセージと同様に屋台で食べられる。 |
Eintopf(アイントッフ) 円筒の鍋に野菜、ソーセージなどを混ぜて煮たもの。 栄養満点! 日本の寄鍋に似ています。地方によって材料が違ってきます。 |
Spargel(シュパーゲル) アスパラ 4月 -6月までの季節料理 |
ドイツでよく食べられるステーキ類は次の通り。
牛、豚、子牛の腰の部分の焼肉
Chateaubriand 400g位の大きなビーフステーキ |
Entrecote Rumpsteakのフランス語 |
Filetsteak フィレのステーキ |
Filet Medallion 100g位の小さなステーキ |
Sirloin-Steak フィレの英語 |
Rumpsteak 200g位のローストビーフ |
Tederloin-Steak 雄牛のフィレステーキ |