日本へ帰国した夏
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飛行機に乗るまで

コロナパンデミックが始まり、すでに日本への帰国をされている方はおおよその流れを把握していると思いますが、今年は日本の入国条件もだいぶ変わりました。最初はワクチン接種者の3日間の待機になり、夏にはワクチンを接種していなくても隔離や自宅待機期間は無くなりました。

しかしながら、日本行きの飛行機に乗るには、コロナのPCR検査陰性証明が必要です。夏の休暇シーズンにはこれも無くなるのではないかなと思っていましたが、そこまでは緩和されずでした。考えてみれば実に厄介で、72時間前の検査で陽性が出てしまうと日本への旅行はキャンセルせざるを得ません。実際そうした人を何人か知っています。

ここでは成田直航便で、7月の帰国がどんな感じだったかを書いてみたいと思います。すでに色んな方がブログでも書かれているので、あくまでこの夏の1例として記しておきます。

チェックインカウンターでの確認

ご存知の通り、PCR検査は、陰性証明書を日本が指定した様式で用意しなければなりません。この日本式の様式はPCR検査センターでPDFで用意されているところが多いので、日本に行く旨を伝えれば、受け取りの際にその用紙に記入してくれます。昨年は検査の書類に医師の署名が必要でしたが、現在は不要となっております。

陰性が出れば、この日本式の書類の入手は問題でしょう。ただし、かかりつけの医者や個人の病院での検査の場合は、予め確認しないとその書類を用意していないどころか、日本への入国条件を知らない可能性もあるので、できれば空港などの検査会場を利用すると良いでしょう。

この書類が日本帰国の際に最も重要になるわけですが、これをチェックインカウンターで見せるという風になっています。自身の例を書くと、前日にオンラインチェックインをしていたために、先ずはスーツケースを預けました。チェックインカウンターに行ってコロナ陰性証明を見せるべきか係員に確認しましたが、それは求められたら出せば良いという、ややいい加減な回答をもらいました。ボーディングカード(搭乗券)もすでに自宅で印刷してありました。

結局、チェックインカウンターに並ぶところまで行き、再度確認をしましたが、搭乗券があるなら入っても良いということでしたので、パスポートチェックをして出国審査に進みました。

出発ゲートでの確認

実はあまりにも早く入ってしまったので、出発ゲートがまだ掲示板には出ていませんでした。出発のターミナルは毎回同じなので知ってはいましたが、急に変わることもありますので、しばし待つことに。30分もしないうちに別の国へのフライトの人たちで長蛇の列になっていたので慌てて並びました。ちょうどそのタイミングでゲートが表示されました。

出発ゲートでは4つのカウンターが用意されて、ここでコロナの陰性証明とアプリの確認(QRコード)をします。確認が済むと搭乗券にスタンプが押されました。ようやく搭乗をOKされました。ここでうまくいかない人たちもおられましたので、確認をするスタッフも明らかにイライラしているのがわかりましたし、実際フライトにも遅れが出ました。

機内ではマスク着用

機内でのマスク着用は免除されたという話も聞いていましたが、実際にはマスク着用義務となっていました。面白いことに、帰りの欧州行きでは客室乗務員数名はマスクをしないでサービスをしていました。行き先の国の規定に合わせているということでしょう。なので、日本行きの機内はすでに日本のルールを適用ということになります。

次は日本での様子を記してみたいと思います。