ドイツでクーデター計画?貴族の末裔逮捕
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極右団体の計画?

この度、ドイツの議会を襲撃するという計画が発覚し、主犯のハインリヒ13世という71歳の貴族の末裔や元軍人、現役の裁判官なども逮捕されたということです。彼らはライヒスビュルガーという極右思想の団体で、国家転覆を画策し、3000人もの警察が捜査、130箇所にも及ぶ拠点を捜査したそうで、大きな事件として報道されました。

これには、アメリカの2021年の議事堂襲撃やQアノン信望者なども影響しているとみられ、コロナパンデミックによる政府のコロナ規制やワクチン推奨に不満を抱える人が賛同して活動していたようです。

ドイツ政府はこの情報を以前からキャッチしていて、今回の議事堂襲撃計画を察知し、未然に防ぐことができたようです。

ヘイトクライムや移民反対など、過激な思想が、コロナ禍でより増している傾向はドイツの限ったことではありません。多くの先進国でも反政府を掲げる団体は存在します。一般の人でも、SNSなどで陰謀論やワクチン反対を掲げている人は多いので、そうした人たちを惹きつけてしまった面もあると思われます。

このハインリヒ13世と呼ばれる男は、首謀者として逮捕されましたが、ロイス家の出身で、親族は彼の行動や活動を支持していないそうです。事業を営んでいたが、ここ数年でうまくいかなくなり、変わってしまったというような情報もあります。

とにかく、民主国家のドイツでこうしたクーデターが計画されたことが驚きです。