ドイツの対応に迷いも見える
ドイツはウクライナでの民間人大量虐殺を受けて、ドイツのロシア大使館で勤務するロシアの外交官40人を追放したが、ポーランドの首相が、ドイツとフランスの対応を批判した。戦争下においても、ロシア軍の行っている蛮行は、断じて許せない。EUのリーダーであるドイツとフランスも対応がゆるいという、厳しい発言のように思う。
ドイツはロシアからのガスの輸入を断ち切れない?
ドイツ国民の生活をとるか、ウクライナを支持して、ロシアに更なる経済制裁をとるか。ドイツは、ロシアの天然ガス輸入を完全には断ち切れないでいる。これには、ドイツ国内からも批判が出ているが、実際にロシアからの天然ガスが完全に止まれば、大変な状況になるのは間違い無いだろう。それをどうするかも、ドイツの重要な課題でもある。ここがクリアできれば、ロシアにとってもっと強い経済制裁になるはずだ。
一体誰が止めれるのか
ウクライナの首都キーウから、ロシア軍が引き上げてはいるが、ドンバス地域の掌握にシフトチェンジしたのが理由のようで、ロシアの脅威はいまだに続いている。この状況で、アメリカもなかなか表立った介入ができず、しかも消極的。EUも経済制裁は行なっているものの、ウクライナの国民は殺害され、街も破壊されている。この状況を一体誰が止めることができるのか?
一番脅威に感じている西側諸国がやはり団結して、ロシアの愚行を止めなければ、死者はどんどん増すばかり。一般のロシア国民の生活も今後保証されたものでは無いし、世界的な影響が懸念される。プーチン大統領の考えていることが、わからない。