
2025年から?
今年の初めにイギリスが入国に際して、ETA導入を始めました。
これと同じく、かねてから検討されていたETIASという渡航認証制度をEU及びシェンゲン協定国への入国に導入するというものです。
まだ、はっきりした時期は未定となっていて、まもなく発表されると思われますが、今年の中盤となっています。
各国の準備ができていなかったため、2024年は見送られました。
これによりドイツに住む日本人にも影響があります。
永住権取得者はETIASは必要か?
ドイツ人、もしくはEU圏内の人と結婚していて、すでに永住権を持て散る日本国籍者も多くいます。
この永住権保持者が、日本に一時帰国し、またドイツに戻る場合、このETIASの提示を求められる可能性があります。
つまりEU圏外からの入国に関しては、すべてのEU圏外のパスポートを持った人はこれを取得しなければならないルールのようです。
ただし、ドイツに暮らしていて、ベルギーやオランダ、フランスなどの隣国へ買い出しに行ったり、旅行に行く分には、このETIASの提示は必要ないようです。
EU及びシェンゲン協定国間の移動は、制限がないため提示を求められないそうです。
しかしながら、まだ導入されていないため、実際に国境の警備強化に伴ない、確認を求められる場合もありえます。
取得にはオンラインで申し込みが可能で、取得から3年間は有効です。もしくは、その間にパスポートの有効期限が終了すればETIASも無効となり、新しいパスポートと共に新規取得が必要です。
こうした渡航認証制度を導入することで、不法に入国する移民を排除できると考えられ、国内の治安安定にも有効です。
ドイツに住む日本人には、少し面倒な認証制度ですが、新しい情報にご注意ください。
詳しい情報は下記リンクからご覧ください。