ドイツからウクライナへ更なる武器の提供
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対空ミサイルを2700発

ウクライナに対空ミサイルを提供することを決めたドイツ。ウクライナ軍が、ロシアの戦闘機を撃ち落とす映像を観ましたが、どちらにとっても悲惨な映像です。

ロシアのウクライナ侵攻から、ドイツは消極的だった武器提供をはじめ、ガスパイプラインの停止により、エネルギー政策も転換していかざるを得ない状況です。

ウクライナ全土に配備したロシア軍は失策?

軍事の専門家の話をTVでも観ましたが、ロシアはウクライナ全土にロシア軍を配備して包囲していますが、これが今になってアダとなっているということです。つまり、軍事的な作戦としては、数日で首都キエフを圧巻する予定だったが、兵力が全土に散らばったため、勢力不足になっていること。そして、キエフを包囲する戦車の車列も一見脅威に感じるが、1台が爆撃にあえば、前に進めなくなり、進行は遅れるというのが理由のようです。

それに加えて、ウクライナ側は、首都キエフに通じる橋をどんどん爆破しているという情報もあり、進行が遅くなったロシア軍が入り込むのが、ますます難しくなっているという見方をしている評論家もいます。当然空爆はありますが、特に陸路の作戦がうまく行っていないようです。

マリウポリから避難、人道回廊

ウクライナの市民を避難させることに合意したにも関わらず、ロシアは攻撃を停止していないなどの報道がされています。別の軍事専門家は、マリウポリから避難する住民が向かう先が、ウクライナの原発がある場所に近いことを指摘していて、ロシア軍の罠ではないのかという声もあります。

戦争状態の中、正しい情報を得るのが難しいため、フェイクニュースなどで人々を不安に陥れることは、常套手段だということですが、この状況での正確な情報が出てこないのは仕方がない部分もあります。

とにかく、一刻も早い両国の話し合いと仲介できる国が出てこないと、犠牲者が増えるばかり。

ドイツ外相のベアボックが演説したように、戦闘中にウクライナの駅で生まれた赤ん坊もいます。早く終結してほしいウクライナ戦争。固唾をのんで世界が見ています。