ドイツもついに対空戦車をウクライナに提供
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武器提供を渋っていたドイツもついに

ドイツは、ウクライナへ対空戦車を提供することになったようです。これまで、武器提供は避け、資金提供や防弾装備などの支援はしてきました。ゼレンスキー大統領が「お土産やスイーツは要らない、我々が必要なのは武器だ!」と強く発言していましたが、ドイツも武器提供を許可したようです。
ドイツはまた、オランダと米国がウクライナ人兵士に大砲システムを訓練することを支援したいと考えています。

ウクライナへのさらなる武器供与について尋ねられたオラフ・ショルツ首相は先週、『シュピーゲル』誌のインタビューで、「まだ利用できるものは何でも、我々は間違いなく提供する。しかし、連邦軍の武器庫からさらに武器を供給することは、現時点で、数にも限りがあるということです。

5月9日のロシアの戦勝記念日

ロシアが一つの節目としている、5月9日は、ロシアがドイツに勝った日ということで、この日までに何らかの成果を出したいとうことと言われています。ドンバス地域の征服と言われつつ、実際には苦戦しているようです。ウクライナとしても、簡単に降伏してしまうとロシアの重いツボです。

その間、イースター復活祭に、アメリカの国防長官と国務長官がキーウ訪問しています。ドイツ大統領の訪問を断られたばかりで、参戦はしないとしていたアメリカ側と会談したことにも焦りを見せているようです。ここでも、ゼレンスキー大統領は、武器の追加提供と最新鋭の防衛システムの提供を要望しています。
フィンランドのNATO加盟の検討や、周辺国では目まぐるしく情勢が変化しています。

とにかく、ウクライナ市民のおかれた酷い状況から一刻も早く救ってあげたい想いです。EUのリーダー国としてドイツの存在感が問われています。