大麻取締が難しく
大麻を解禁する国は近年少し増加しています。お隣スイスも解禁し、 オランダは嗜好目的での使用が認められています。
欧州でも大麻は取締が難しく、警察も見逃している面もあり、日本のように逮捕となるケースは少ないです。
しかしエントリードラッグとして認知されているので、より過激なドラッグを求める若者が出てくるのを心配しています。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230821-OYT1T50218/(参照記事)
ドイツでも来年初頭から大麻解禁の流れです。今でも夜の街を歩けば、そこら中で乾燥大麻の匂いが漂います。
危険だが自己責任でやってくれということでしょうか?
大麻の特性ををよくわかっていない日本のような過剰反応もどうかと思いますが、常習的に使用すれば、脳に悪い影響があることがわかっているので、特に若いうちから大麻を使用し過ぎると取り返しのつかないことになります。
おそらく、取り締まろうが解禁しようが、大麻を使用する人はなくなりませんので、結果的には同じかもしれません。
アルコールの方が危険
よく言われる、ドイツでは水よりビールの方が安い。とか、水代わりにビールを飲む、とか、金曜日の午後はサラリーマンもすでにビールを飲んでいるなど、色々と言われますが、実際、大麻中毒よりもアルコール中毒の人の方が多いでしょう。
アルコールが絡んだ殺人も多いですし、交通死亡事故もなくなりません。
大麻を使用して運転すれば、ほぼ飲酒運転のような状態ですので、合法の酒類と違法の大麻ではさほど変わりありません。
大麻には医療目的で使用する場合もありますので、使用方法を限定すれば有益になる人もいるわけです。
どちらも人間が決めた線引きですので、間違った使用をしないこと、酒も飲みすぎないことが結局大事でしょう。
いいニュースとは言えませんが、取り締まる警察の負担が減るのがメリットでしょうか。
日本では大麻を厳しく取り締まるのは、警察利権という話もありますが、本当のところはわかりません。
酒もドラッグもやらない人には、トバッチリを受けない限り関係のない話でしょう。
どちらも健康リスクは間違いなくあるでしょう。