日本が天然ガスをEUに融通のニュース
参照:時事通信
ロシアがウクライナへ侵攻した場合、EUとアメリカは、直ちに経済制裁をロシアに課す予定でありますので、ドイツがロシアから共有を受けているガスパイプラインも停止となります。
それを見越してこの日本の天然ガス融通の発表はいいのですが、EUにおいてどれほどの量のガスが供給できるかは別の問題です。おそらく十分な量を日本は提供できないと思いますが、ガスをEU側へ融通するということで、ロシアへの抗議と捉えて問題ないと思います。
日本がEUにちょっとでも恩を売るという形でしょうが、北方領土問題でももめるロシアへの牽制でもあります。
ただし、燃料の高騰につながると世界的な影響が出ると思われます。
今回は、実際に提供できるガスの量よりも、意思表示を明確にしたという点で日本の発表は評価できるものだと思います。
北京オリンピックが終った後の動きが心配ですが、引き続きEU、アメリカとも連携を取っていくでしょう。